中国の発展

領土問題や大気汚染問題など、大きなニュースの絶えない中国と日本間ですが、中国は近年最も経済的な発展を遂げている国だといわれています。近年の大気汚染問題や政治界への進出、オリンピックの開催など、世界的に見ても目覚ましい発展を遂げており、軽視できない存在になってきています。そんな中国の発展の歴史を考えていきましょう。
中国の発展は、世界の先進国が中国に製品の製造拠点を置くようになったことから始まります。90年代には、先進国各国が製造のコストを下げるために、人件費が安く広大な土地を有する中国に製品の工場を作り、中国人労働者を雇って低コストな製品開発をするようになりました。これによって、中国では多くの労働者の働き口になっただけではなく、製品を輸出することでその経済を目覚ましく発展させていきました。世界中に「made in china」のブランドが広がることとなり、同時に中国は製造の技術力を徐々に身につけていきました。
中国はここ10年の間に最も経済発展が見込まれている国ですが、一方国民の生活レベルはあまり高くなく、あくまで輸出と安くて大口の労働力が現在の中国を支えています。この急速な経済成長は、日本の高度経済成長期に非常に似ており、人件費の安いうちは大きな発展が望めますが、そのうち人件費や各種コストが上がり始めると、中国の成長率は緩やかになっていくでしょう。
今後は、輸出産業の発展のみに頼らずに、国民の生活スタイルの変化と、趣味や娯楽への関心が上がっていき、国内向けの発展をしていかなければいけなくなるでしょう。