大気汚染の進行による様々な問題

大気汚染が進行すると、私たちの人体や生活にさまざまな被害を及ぼします。そのうちのひとつとして、「スモッグ」いうものがあります。スモッグがかかると、空気中に大気汚染物質や浮遊性の微粒子が蔓延する事で起こり、濃い霧がかかったようにとても視界が悪く、きれいな青空を拝む事ができなくなります。中国の北京市内では常にスモッグがかかっており、濃い霧がかかったようになっています。スモッグがかかった地帯では、常に大気汚染物質が蔓延した中を生活するという事になり、呼吸時に毎回汚染物質を取り込んでいる事になります。
スモッグの主な原因は、自動車のガソリンなどの粗悪な石油系の燃料を燃焼する事で発生します。石炭を燃やすと、真っ黒い煙が発生し、非常に多くの灰や微粒子が水蒸気と一緒に放出される事になりますが、石油系の燃料では、石炭ほど黒い煙が出ません。その代わりに石油に含まれる硫黄酸化物や、自動車の排出ガスに多く含まれる窒素酸化物と炭化水素が化学反応を起こして、大気中を白い霧が覆ったようなスモッグを引き起こします。
スモッグがかかると、晴れた日でも曇り空のように空を覆ってしまうため、綺麗な青空や太陽を拝む事ができなくなり、人間の自律神経にも影響を与えるでしょう。
また、工場の噴煙などから出る有害物質が大気中を漂い、雨に混じって濃縮された汚染物質が地面や川、海に流れ込む事によって人体だけでなく、環境や生態系にも大きな影響を及ぼします。大気汚染が引き金の酸性雨などが代表的な例です。