世界が定めた基準

大気汚染や、世界の環境基準を定めている機関としてはWHO(世界保健機関)があります。世界的な環境改善の取り組みとして、先進各国で定められた基準があります。例えば、特定フロンに関していえば、1994年には25%以下、1996年までには全廃するようにスケジュールが組み込まれています。このスケジュールに従えばもう既に特定フロンは先進国では全廃している事になります。発展途上国用のスケジュールでは、先進国よりも遅い目標スケジュールが組まれており、2010年までに全廃となっています。他に臭化メチルという物質は2005年までに全廃、発展途上国でも2015年までに全廃する事になっています。
このように、さまざまな環境問題物質によって世界で達成スケジュールが組まれ、それに従って各国々では環境対策の活動をしている事になります。
先刻問題になったPM2.5に関しては、世界ではアメリカが10年以上も前からその有害性に着手して改善活動に取り組んでいます。現在このPM2.5を定める基準値はありませんが、アメリカの年平均値では、13μg/m3という数値で、日本の年平均値20μg/m3から比べても非常に少ない数値となっています。スモッグが慢性的にかかっていて、日夜視界の悪い中国の都心部ではこの数値がいったいどれくらいのものになるのかは計り知れません。中国は、先進国ではないにせよ、世界的な環境保全活動を無視する事はできません。一刻も早く環境改善の取り組みをしていくべきだと思います。