汚染物質が日本の上空で観測

大気汚染物質としてPM2.5が観測されるようになったのは、最近に始まったことではないのですが、今年の1月上旬には日本国内でのPM2.5の浮遊数値が多く観測されたため、日本政府はこれを大きく問題視して、今後の観測の強化を図ることを発表したのです。
これが、春になると季節風や偏西風の影響で大気汚染物質だけではなく、黄砂が多く観測されるようになるでしょう。問題はその黄砂に大気汚染物質が多く付着して日本に降り注ぐ可能性があるということです。
そもそも、中国の一都市で発生した大気汚染があの広い中国国内にとどまらず、海を越えて日本国内にまで到達するということはもの凄いことです。中国都心に住んでいる人々は逃げ場もないくらいの大気汚染被害にあっていることになります。
今までは、大気汚染の問題のというのは主に国内で発生し、対策をするものという見解でしたが、近隣諸国が発展していくことによって初めて環境の問題は国内に限定されるものではなく、近隣国から及ぼされる可能性もあるのだということに気付かされます。
これが日本ではなく、様々な国が密接しているヨーロッパ諸国であったとしたら大きな問題であると同時に、常ににこのような近隣国の問題に直面する可能性をはらんでいると言えます。
日本は、独立した島国の国家なので、ヨーロッパ諸国などと比べるとこのような他国からもたらされる問題についてはあまり関心が低かったのではないでしょうか。
今回の問題は、このような近隣諸国があたえる国内の影響について考えるいい機会でもあります。