中国の大気汚染が起因の健康被害

中国の大気汚染はPM2.5だけではありません。大気汚染物質の中にはさまざまなものが含まれており、発がん性の物質も多く浮遊しているといいます。呼吸器系に与える影響だけではなく、鼻炎やアレルギー、ガンや体細胞に影響を及ぼす可能性があるものも多く浮遊しているのです。
なにも、中国に限らず工業地帯などではある程度の浮遊が当たり前の物質であったとしても、中国ではその規模も量も違います。都心部で空が曇るほどの大気汚染物質が蔓延しているということは信じがたい状況です。
これらの有害物質によって、様々な弊害が起こるだけではなく、雨が降れば空中を舞っている有害物質が濃縮されて地面に降り注ぐことになります。そして、それらが川に流れ、海に流れることでそれを食べた魚などの魚介類にも影響を与えます。越前クラゲの大量発生など、海の生態系をも大きく崩してしまうだけではなく、それを食べる人間の健康被害も甚大なものになるでしょう。
また、都心部で青空が見えないということも人間の健康にとっては大きな被害となるでしょう。人間は陽の光を日中に十分浴びることで自律神経や体内時計を整えています。しかし、太陽が顔を出さないということは体内時計が正常に機能しなくなるだけでなく、自律神経も乱れていき情緒が不安定になったり、精神的な病気にかかるリスクも高くなります。
このように単に天気が悪いだけでなく、人工的な要因で太陽が十分に顔を出さないというのも大きな問題です。そのような地域で育った子供達は将来の人格形成にも大きく影響を及ぼすでしょう。